授業
「趣味は漢字です」
学生に聞いた。
「趣味は何ですか。」
迷わず「趣味は漢字です」と答えた。
その漢字にはどんな意味があるのか。
どの漢字と組み合わせたら熟語になるのか。
語源は何か。
などなど知るのが楽しいと言う。
ノートにぎっしりと書かれた漢字。
マス目は5ミリ四方。
小さいマス目にコツコツ習った漢字を書いている。
趣味は折り紙です。
「趣味は何ですか。」また学生にきいた。
「折り紙です。」と、すぐに答えがかえってきた。
「いくつか作ってきてください。」と折り紙をわたした。
どれも見たことがないような素晴らしい作品ばかり。
試行錯誤を重ね完成した黄色いの恐竜。
5時間かけて作ってくれた。
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作品にも感動したけど、一生けん命作ってくれたことにとても感動した。
書道
書道をするのも筆を持つのも初めて。
そんな1年生は漢字一文字を。
何のためらいもなく、大きくのびのびとした字を書く学生。
まわりの様子を見てから、一画一画を慎重に書く学生。
あまり細かい事を言わず、自由に書いてもらった。
少し慣れてきたら、2枚清書。
新聞には堂々と元気よく書いていた学生も少々緊張気味。
1枚は提出。
もう1枚は家族にと大切にノートにはさんで持って帰る学生も多くいた。
私も大満足。
消しゴムはんこ
趣味は水墨画です。
プチ日ポ交流
「日本にクリスマスカードを送ろう」
ポーランドからクリスマスカードを。
そして日本から年賀状で返事を。
去年、一昨年のICEAウッジ隊の先生方や友達に協力してもらって、プチ日ポ交流。
いつもより少し緊張気味で丁寧に文字を書く学生たち。
まだまだ語彙量が少なく、書きたい事が書けない学生たち。
住所ももちろん日本語で。漢字で。
日本人が読める字どうか心配しながら一生懸命、楽しんで書いていた。
これは私の両親に書いてくれたもの。内容は私にも内緒で。
皆で一生懸命、相談して書いたらしい。
慣れない筆ペンで時間をかけて書いてくれた。
よくこんな文章が思いつくなあと感心。
私にとっても両親にとっても、とてもうれしいサプライズクリスマスプレゼントとなった。
本当に感謝。
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サプイズプレゼント
いつものように。
いや今年最後の授業だからいつもより少し気合いをたして教室に向かった。
「先生、10分待ってください」
よくわからないが、職員室に引返して10分待った。
10分後、教室へ。
クリスマスの音楽が流れ、机の上には干草。
ホワイトボードには何やらいろいろ書かれていた。
「今日はクリスマスについてお話します」とスピーチが始まった。
スピーチによると・・・
24日の夕方、一番星が出るころにクリスマスのお祝いが始まる。
オプワテックという薄い煎餅のようなものを手に取り、家族一人ひとりと向き合い
お互いに健康や幸せを祈り、少し割って食べる。
そして食事。
イヴの夕食には肉料理は食べず、鯉など魚料理が中心。
その他、マッシュルームスープや赤かぶスープ、にしんのオイル漬け、ピエロギ
(ポーランドの餃子)、きのこ料理や、サラダ。
デザートには、けしの実のケーキやピエルニック(シナモンや生姜など香辛料入りの
焼き菓子)、チーズケーキなど最低12種類のごちそうを食べる。
このイヴの夕食には、急な来客があってもおもてなしできるようにと、1人分多く
席を用意する。
夕食の後はクリスマスキャロルを皆で歌い、プレゼント交換。
大人も子供も。家族それぞれに渡す。
そして12時から始まるミサに間に合うように教会に出かける。
クリスマスの飾りには意味があること、クリスマスキャロルの歌詞の意味など皆で
一生懸命説明してくれた。
ポーランドのクリスマスがとてもあたたかく和やかなものだと感じた。
今までとは違った気持ちでクリスマスを過ごせそう。
今年最後の授業、とても素敵な時間となった。
こんなサプライズプレゼントを用意してくれた学生に感謝。
またポーランドが好きになった。
「先生、パーティーはこれからですよ」
という事で、シャンパンとウォッカで乾杯。
特別クラスが続いた。
いざ!日本語能力試験
ポーランドから今年は555名が受験希望。
ウッジからは全級あわせて約20名が受験。
工科大学からは3級5名、4級4名が受験。
今年6月に過去問題に挑戦。
結果は惨敗。特に聴解は散々だった。
仕方がないと言えば仕方がない。
3級を受ける学生たちは「げんきⅠ」を終えたばかりで、授受表現も使役も受身も尊敬語も
勉強していない。
最初、今年は様子見で受けると言っていた学生たちだったけど、彼らのモチベーションは
日がたつにつれて上昇。
夏休み中もメールで質問攻撃。
9月に私がウッジに戻ると、さっそく特別授業をしてほしいと。
10月からは、クマ先生による試験対策講座も受講。
そしてほぼ毎日皆で集まって勉強していた。
彼らの幅広い質問には悩まされた。知識のなさを痛感。
でも、その意欲は私を奮起させてくれた。
最初は正解率30%にもみたなかった。
試験直前の模擬テストではなんとかギリギリ合格ラインまで。
やはり問題は聴解。
12月6日。試験当日。
朝7時半ファブリッチナ駅集合。電車でワルシャワへ。
車内でも特別講義が。
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感想は「難しかった」「落ちると思います」「残念会パーティーをしましょう」
との声。でも、皆これまでめげずによく頑張った。
本当に彼らの頑張りには頭が下がる。
試験が終わって、モチベーションはどうなるかと思ったが、
「先生、新しい目標ができました。また頑張ります。」と。
今後が楽しみ。私も一緒に頑張ろう。負けずに。
書道展 in 横浜(10月28日~11月1日)
横浜市のみなとみらいギャラリーで開催された書道展。
半年前、一生懸命かいた学生の作品が展示された。
漢字の意味、書き順を勉強。
筆の持ち方、はらい方、とめ方、はね方を練習。
ニ度書き禁止。途中休憩禁止。
限られた時間だったけど、迷いながらも真剣に練習していたのを思い出す。
授業開始
「先生、今年のすしパーティーはいつですか」から始まった。
今年は
・初級入門---4クラス
・初級---3クラス
・中級---1クラス
・上級---1クラス
・漢字講座---1クラス
・市民講座---1クラス
できるだけ多くの学生が受講できるようにしたけど、
残念ながら日程があわず今年のクラスを受講できない学生も。
またチャンスがあれば、ぜひ続けてほしい。
初級入門以外のクラスは去年から一緒に勉強している学生たち。
久々の再会、「先生、おかえりなさい」の言葉はとても嬉しかった。
また1年、一緒に勉強できるのが楽しみでしかたがない。
ただ、長い夏休みはかなりの記憶を吹き飛ばした様子。
単語、文法、カタカナ。予想はしていたが。
中には夏休みも自分で勉強して問題集を1冊終えたという学生もいた。
感心、感心。
まずは、復習から。