2009年12月

サプイズプレゼント

いつものように。
いや今年最後の授業だからいつもより少し気合いをたして教室に向かった。
「先生、10分待ってください」
よくわからないが、職員室に引返して10分待った。

10分後、教室へ。
クリスマスの音楽が流れ、机の上には干草。
ホワイトボードには何やらいろいろ書かれていた。

christmas-class

「今日はクリスマスについてお話します」とスピーチが始まった。

スピーチによると・・・
24日の夕方、一番星が出るころにクリスマスのお祝いが始まる。
オプワテックという薄い煎餅のようなものを手に取り、家族一人ひとりと向き合い
お互いに健康や幸せを祈り、少し割って食べる。
そして食事。
イヴの夕食には肉料理は食べず、鯉など魚料理が中心。
その他、マッシュルームスープや赤かぶスープ、にしんのオイル漬け、ピエロギ
(ポーランドの餃子)、きのこ料理や、サラダ。
デザートには、けしの実のケーキやピエルニック(シナモンや生姜など香辛料入りの
焼き菓子)、チーズケーキなど最低12種類のごちそうを食べる。
このイヴの夕食には、急な来客があってもおもてなしできるようにと、1人分多く
席を用意する。

夕食の後はクリスマスキャロルを皆で歌い、プレゼント交換。
大人も子供も。家族それぞれに渡す。

そして12時から始まるミサに間に合うように教会に出かける。

クリスマスの飾りには意味があること、クリスマスキャロルの歌詞の意味など皆で
一生懸命説明してくれた。
ポーランドのクリスマスがとてもあたたかく和やかなものだと感じた。
今までとは違った気持ちでクリスマスを過ごせそう。
今年最後の授業、とても素敵な時間となった。
こんなサプライズプレゼントを用意してくれた学生に感謝。
またポーランドが好きになった。


「先生、パーティーはこれからですよ」
という事で、シャンパンとウォッカで乾杯。
特別クラスが続いた。



大寒波到来

とうとうやってきた。
週末にうれしくないお客さん。

どうやら夜中は-20度まで下がっていたらしい。
日中も町の温度計は-15度に。
帽子の上にコートのフード。
マフラーで口も鼻もかくす。
目だけはどうしようもない。

雪の上を歩くことに慣れていない大阪人の私は誰より遅い。
私を追い抜く女の子はピンヒール。
男の子はスニーカー。
ちなみに私はスノーブーツ。

去年はこの極寒を楽しもうと、外でバナナを凍らしてホットチョコレートに
つけて食べた。缶コーラも凍らしてみた。記念に。
今年は何をしよう。まだまだ長い冬。ゆっくり考えよう。

写真は寮の近くの公園。
左は9月。右は昨日の様子。池が凍った。
DSC_0026.jpg kanpa.jpg



いざ!日本語能力試験

ポーランドから今年は555名が受験希望。
ウッジからは全級あわせて約20名が受験。
工科大学からは3級5名、4級4名が受験。

今年6月に過去問題に挑戦。
結果は惨敗。特に聴解は散々だった。
仕方がないと言えば仕方がない。
3級を受ける学生たちは「げんきⅠ」を終えたばかりで、授受表現も使役も受身も尊敬語も
勉強していない。

最初、今年は様子見で受けると言っていた学生たちだったけど、彼らのモチベーションは
日がたつにつれて上昇。
夏休み中もメールで質問攻撃。
9月に私がウッジに戻ると、さっそく特別授業をしてほしいと。
10月からは、クマ先生による試験対策講座も受講。
そしてほぼ毎日皆で集まって勉強していた。
彼らの幅広い質問には悩まされた。知識のなさを痛感。
でも、その意欲は私を奮起させてくれた。

最初は正解率30%にもみたなかった。
試験直前の模擬テストではなんとかギリギリ合格ラインまで。
やはり問題は聴解。

12月6日。試験当日。
朝7時半ファブリッチナ駅集合。電車でワルシャワへ。
車内でも特別講義が。
jlpt


感想は「難しかった」「落ちると思います」「残念会パーティーをしましょう」
との声。でも、皆これまでめげずによく頑張った。
本当に彼らの頑張りには頭が下がる。

試験が終わって、モチベーションはどうなるかと思ったが、
「先生、新しい目標ができました。また頑張ります。」と。
今後が楽しみ。私も一緒に頑張ろう。負けずに。


ウッジ日本週間(11月16日~24日)

毎年この時期に開催される「ウッジ日本週間」。
今年は少し長め。
展示物も多め。
日本庭園も出現。
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着物や小物の展示

tenji-kimono.jpg tenji-komono.jpg


会場入り口には今年のテーマ「劇」
こんな大きな文字を書いたのは初めて。
geki


学生の講演「ポ日90年史」「大阪の留学生生活」。
「日本旅行記」「日本伝統演劇」や舞台メイクなどの講演も。
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ウッジの茶道教室第一期修了生によるお点前。
皆、着物を着ておめかしです。
tea-ceremony tea-ceremony2

水墨画、懐かしいプラバン作成、おりがみ教室
そして炭坑節を皆で踊ったり。
suibokuga tankoubushi


そして日本から、真正先生が演歌を。
「日本マイム研究所」の皆さんが素晴らしいパフォーマンスを。
津軽三味線、篠笛、ベースにドラムといった懐かしく新しい音の和を生み出すバンド「cazi cazi」のライブ。
enka nihon-maimu


これ以外にも講演や、日本の映画会もありました。
もりだくさんのプログラムでとても楽しい毎日でした。
多くの方に日本の事をまたたくさん知っていただきました。
ポーランドの方々の反応を見て、こんな事に興味があるんだと再発見。
そして日本の事をもっと勉強しないと、と反省。
イベントの後はいつもそう思うのですが・・・。




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